壮大な、水の造形。
滝また滝。岩肌を打付ける水飛沫が、マイナスイオンを作り出します。
【田立の滝 周遊マップ】
田立の滝(県の名勝)
大滝川の渓谷にかかる無数の瀑布を総称して田立の滝と呼びます。それらは神秘的で実に感動的。粒栗駐車場から主爆の天河滝まで森林の中の遊歩道を約1時間半。
天河滝
田立の滝の主瀑。高さ40mの花崗岩壁の天辺から大滝川本流が崩れるように落下しています。
霧ヶ滝
落差約30m、ごつごつの大岩壁を水は踊るように落ち、落下する水飛沫は大乱舞しています。
洗心滝
大滝川に懸かる本流瀑で、棚状の岩壁から清流が軽やかに流れ落ちています。
らせん滝
滝口から落ちた水が中ほどの岩にぶつかり、ねじれながら踊るように滝壺へ落ちていきます。
うるう滝
正面に仰げば、はすに構えた花崗岩壁を水飛沫が落下しています。オートキャンプ場を過ぎたら右折してすぐ、粒栗平駐車場までのつづら折りを上がらずにアクセスできます。ハイキングコースを歩かずに軽装で観ることができる唯一の滝。
田立の滝オートキャンプ場
美しい自然の中に建てられたミニ貸山荘やバンガロー・オートキャンプ場。近くに川があり透き通った水は、泳いだり、魚釣りなどにも最適です。
和紙の家
田立は古くから和紙の里として知られ、農家の冬の副業として紙すきが行われていました。現在は保存会によって伝統技術が引継がれています。予約をすれば体験もできます。
禅東院
先代の住職藤田啾漣は歌人岡本かの子の愛弟子。その縁で岡本一平、亀井勝一郎が宿を請い、にごり酒で友好を温めました。境内には多くの文学碑が建てられ岡本太郎、瀬戸内寂聴も訪れた文学の寺です。