木曽川沿いの中山道は水害でたびたび通行不能となり、その迂回路として三留野から野尻へと峠越えをする与川道(よがわみち)ができました。
等覚寺の円空仏、阿弥陀堂の石仏群、白山神社の大杉(目通り周囲8.2m、6.7mの二本の巨木)など歴史の名残をとどめた場所を結ぶ道が山里や山腹を縫って続きます。
苔むした街道脇の石や落葉が周囲の静寂の中で道の盛衰を語りかけてくるような、絶好のハイキングコースです。
※南木曽駅から野尻駅までの間で5時間かかりますので日没に注意して散策下さい。
(山道となり飲食店等も少ないので計画的にご通行下さい。)