蘭(あららぎ)桧笠は寛文2年(1662年)に飛騨の落辺から来た人によって技法が伝えられたもので、当時は笠の需要が多く耕地が少ない蘭の主要産業となっていました。
戦後は生活様式が変化し需要が減りましたが、現在は伝統技術による手作りの良さが見直されて妻籠宿、馬籠宿の観光客や、御嶽山の登拝者等を中心に実用笠や飾り笠として根強い人気を保っています。
蘭桧笠は、昭和57年10月21日に長野県指定伝統的工芸品に指定されました。
工場:0264-58-2664
※桧笠の家は、土日祝で営業しております。
※体験につきましては、南木曽町観光協会で手配することも可能ですので、お問い合わせください。