木曽川に架かる雄大な桃の橋。
日本の近代化を支えた歴史と文化に学ぶ。
桃介橋(国の重要文化財)
電力王と敬称された福沢桃介が、水力発電開発のために架けた吊橋で全長247mの日本でも最大級の木橋です。別名「桃の橋」(近代化遺産として復元)。
天白公園
公園内には、ミツバツツジの群落、桃介橋、福沢桃介記念館・山の歴史館・悲しめる乙女の像があり、見所いっぱいです。
ミツバツツジ群生地(町の天然記念物)
6種類のミツバツツジが群生し、4月中旬が見頃。ナギソミツバツツジはその名のとおり当町近辺にしか見られない珍種です。
福沢桃介記念館・山の歴史館(県宝)
福沢桃介の旧別荘で大正8年の建築。記念館として公開し、桃介と愛人川上貞奴の写真や遺品、資料を展示しています。山の歴史館は、妻籠宿の本陣跡地にあった明治時代の御料局妻籠出張所の建物。木曽谷の山の歴史と林政資料が展示されています。 ●休館日/毎週水曜日(冬期休) ●開館時間/9時30分〜4時30分●入館料/500円
悲しめる乙女の像
昭和27年7月の伊勢小屋沢の蛇抜け(山津波)犠牲者を悼んで作られたものです。「悲しめる乙女の像」が座す大岩には、蛇抜けを警告する言葉が大きく刻まれています。
読書発電所(国の重要文化財)
桃介橋・柿其水路橋とともに国の近代化遺産として指定されており、大正期の水路式発電所施設を代表するものです。